出会いというのは、ひょんな事からやってきます。
私が『ヴェーダーンタ』を学ぶきっかけになったのは、
初めてのインドでアーユルヴェーダを習っているときでした。
当時、コテージに滞在しながら、とても素敵なアーユルヴェーダのドクターのクラスに通っていました。
最初のマントラから心を掴まれ、目をキラキラさせながら、クラスを受けていたのを覚えています
だがしかし、施術の方法を学ぶうちに、え?これ日本でやろうと思ったら、どれだけの設備が必要なの?
今の私に準備できない。そんなジレンマに陥ることに。
そんな時に、
ドクターがこう言ったのです。
アーユルヴェーダはヴェーダから発展してきたもの。
「ヴェーダの後半には、
人が追い求めているゴールが記されている。
それを知るのは、他のすべてのことを知るのと同様だ」
それを聞いた私は、
なんじゃそりゃ〜!!
それ学んでしまったらすべて解決できるんちゃん!?
と思ったのです。
帰国後ネットで検索して見つけて、すぐ学び始めました。
正直申しますと、1回勉強した時は、
頭の中に入ってこなかったのですが、
でも、
「ここには何かある!」
は、ずっとあって、その3年後にもう一度
ヴェーダーンタを学び始めたら、
心に響くことばかり。
なんじゃこりゃ〜〜!!
それから、なんだかんだありながら、
今もやっぱり戻ってくるところは、ここだなって思う。
自分自身にくつろぐ学びを
皆様に少しでも提供できたらと思うのです。
今回は、とっても短い詩をお伝えさせていただきます。
チャンティングもと〜っても素敵❤️
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\ ヴェーダーンタ入門書 /
サーダナパンチャカン
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聖者・シャンカラチャーリヤが書いたヴェーダーンタ入門書。
シャンカラチャーリヤは、
バガヴァッドギーターやウパニシャッド、ブラフマスートラの解説書を書いた人。
ギーターやウパニシャッドを解説書なしに、先生なしに学ぶことは
至難の技です。ある一つの言葉だけでも、自分の今まで経験をもとに、
その世界観で解釈をしてしまうからです。
そんな私たちに解説書を残してくださった一人が、シャンカラチャーリヤです。
伝統にのっとった先生の多くは、ギーターを教える時、
シャンカラチャーリヤの解説書を隣に置いて解説してくださいます。
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そんな聖者シャンカラチャーリヤが
サーダカ(ヨーガ実践者)が段階的に学んでゆく入門書。
パンチャは5つという意味。
5つの詩と短い中に、40個のステップが記されています。
ヨーガのゴールである・・・
いや、全ての人のゴールかもしれない!?
モークシャ(自由・自己受容・自分にくつろぐこと)
に興味を持ち始めるところから、
どのように学び、どのように自己知識に至るのか?
について、段階的に記されています。
今回は、ヴェーダの世界観や
人が求める最終ゴールまでのステップについて
説明を加えつつ、
皆さんとディスカッションを交えながら
進んでゆきます。
*ヨーガ実践者・修行者と書いていますが、
「生き方」について考えてゆくトピックですので、
アーサナ練習の有無は全く関係ありません。
📗日程📗全15回(第1、3、5木曜日)
7/6,20,8/3,17,31,9/7,21,10/5,19,11/2,16,30,12/7,21,1/4
20:00~21:15
<参加費>
20,000円
<ビデオ受講も可能>
継続的に学ぶ習慣をつけていただくために、ビデオ視聴期間は、1ヶ月とします。
データは残しておきますので、様々な事情により見られなかった方は、ご一報くだされば期間限定で見られるように致します。
<対象者>
それ以外でもどうしても受講したい!という方は、ご相談ください。