ヨガを始めてから、インストラクターになってからも
ず〜っと考えてきたことかもしれない。

ポーズをとることもヨガ
瞑想をすることもヨガ

でも、それだけがヨガじゃない。
だったら何・・・？
なんて言ったらいいの？

一言では言い表せないものがある。

じゃぁ、脈々と受け継がれてきた経典たちにはなんと書いてあるんだろう？
ということで、ヨーガの定義が書いてあるものを、
何回かに分けてピックアップしてみるよ。

योगश्चित्तवृत्तिनिरोधः |
yogaścittavṛttinirodhaḥ

ヨーガとは考えの移り変わりを
ニローダすることである。

ヨーガスートラより

ニローダの訳が人によって異なる！
色々な先生方の解説を聞いていると、最終的には、コントロールすることでも、止滅することでもないというか。。。

今言えることは、
最初の段階として、考えの移り変わりをうまく扱えるようにしていったらいいと思う！
それがうまくできるようになると「統括する」が適切なような。

辞書で意味を調べてみると、
統括とは
多くのことを一つに合わせ、まとめること。（Weblio辞書）

ちなみに・・・
思いめぐらせ、考えることが、マインドの性質！

例えば、「ヨガ」という言葉だけを１分頭の中で思い続けてみましょう！
という課題があったとしましょう！

実際にやってみてください！
ヨガ
ヨガ
ヨガ
（アーサナ）
ヨガ
ヨガ
（私あのアーサナできるようになりたい！）
ヨガ
ヨガ
ヨガ
（あかん、違うこと考えてるやん！）
ヨガ
ヨガ・・・
みたいな感じで、一つのことに集中しようとしても、マインドがどこかに向かいます。

なんなら、
ヨガ→アーサナ→○○先生のアーサナきれいやったな→今先生何してはるやろ？
→この時間やったら、◇◇スタジオでハタヨガしてはるんかな？
→あれ？今何してるんやった？あ！ヨガって考えるんやった！みたいに。。。


雪だるま式にいろんなことが浮かんできます。

ニローダとは、この雪だるま式に勝手に働く想念の移ろいをやめて、
ただ一つのことに集中し、マインドを統括してゆくことを指します。

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これを日常生活で使うとしたら・・・？
私もよくありますが、

①クラスやってるときに、クラス後のことがふっと頭に出てくるときがあります。
もうね、しょうがないんです、だって考えの性質だから。

だけど、また、「今」の体の変化、心の変化を見つめる。
「今」「今」「今」と集中すること。

②誰かに何かを言われた言葉が頭の中を支配する。
なんであのタイミングで何か言われなくちゃいけないんだろう？→いやいや、悪気があったわけじゃないはず！私の思い過ごしだよ！→でも、私傷ついてるんだよね→どうしたらいんだろう？次どんな顔して会えばよい？→ていうか、私悪いことしてないんだけど（怒）→もしかして、気づかないうちに、彼女を傷つけていたのかな・・・？

みたいに・・・もう頭の中ぐるぐるです。
これを、「今」に引き戻す！

マインドは、習慣化によって、どんどん手懐けられるようになります＾＾
トライアンドエラーでちょっとずつやってみよう！

できない時は、私はこう思ってます。
うわ・・・しんど！！
やけど、チャンス到来！
ここ突破したら、私無敵になれるかも〜笑
今はしんどいかもしれんけど、
こんなことが自分にやってきてるってことは、今向き合えるだけの課題ってことや！
きっといつか心をうまく扱えるようになるはず！

あなたこそが、あなたの一番の味方でいてね✨
楽しく前向きに取り組んでみてね♪